Antigravityを実際に触った正直な感想|強み・弱みと向いている使い方

Antigravityを実際に触った正直な感想|強み・弱みと向いている使い方

Google の Antigravity を、実際に一通り触ってみました。

結論から書くと、思想は面白いのに私の常用にはあと一歩届かなかった、というのが正直なところです。

ただ、はっきり刺さる使い方もありました。

普段 Cursor と Claude で開発している目線で、良かった点と詰まった点を並べていきます。

前提(最小限)

Antigravity は、Google が出した「エージェント前提」の開発プラットフォームです。

中身は VS Code のフォークで、名前や設計思想そのものは別記事で整理しました。

ここでは「で、実際どうだったのか」に絞るので、概要は下の記事に譲ります。

Antigravity とは?Cursor 使いが注目する Google の「エージェント前提」IDE

セットアップとエディタの手触り

導入はスムーズで、特に詰まるところはありませんでした。

VS Code フォークだけあって、移行はすんなり済みました。

使ってみると中心はやはりエディタで、Agent Manager 自体は Cursor とそこまで変わらない印象です。

フォントまわりのおかげか、画面は少しだけ見やすい気はしました。

細かいところでは、エージェントが出す計画書が Cursor より読みやすかったのは好印象でした。

良かった点:ブラウザ連携

いちばん「違う」と感じたのは、ブラウザ連携でした。

エージェントが実際に画面を触りながら進める流れは、素直に強みだと思います。

ただし、単発のモノタスクに限れば、Cursor のサブエージェントの方が速そうだとも感じました。

並走やブラウザ操作を含む作業では光る一方、ひとつの作業を速く回す用途では Cursor に分がありそう。

詰まった点:モデルとクォータ

無料プレビューの目玉は、Gemini が実質使い放題なことです。

ところが精度の面で物足りず、結局は Claude を主に使うことになりました。

そして Claude を回すと、クォータの上限にあっという間に届きます

Gemini で足りる作業なら快適ですが、Claude を軸にしたい人はここで頭打ちになる。

どんな用途に向くか(正直な評価)

触った実感として、システム開発のメイン環境に据えるのは、今はまだ薦めにくいです。

デグレ(先祖返り)のリスクを高めに感じ、堅い開発ほど気を使う場面が増えそうでした。

逆に、非エンジニアのワークスペースや、Gemini 中心で回る軽めの作業にはよく合うと思います。

デザイン寄りの用途でも活きるかも、と一度は思いました。

ただ、そこでもデグレのリスクは残るので、過信は禁物です。

エージェント IDE のわりに、とっつきやすさがあるのは素直な美点でした。

最後に

総じて、考え方は面白いのに私の常用ラインには届かなかった、という距離感の道具でした。

とはいえ無料で触れる今なら、Gemini 中心の軽作業や、非エンジニアの入口として試す価値は十分あります。

用途さえ選べば、ちゃんと戦力になる。

IDE 選びで迷ったときの考え方は、別の実体験記事にもまとめています。

5つのエージェントIDEを試してClaudeに落ち着いた理由

以上です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA